現在、基礎控除額が5,000万円+1,000万円×法定相続人の数
平成27年1月から3,000万円+600万円×法定相続人の数
控除できる金額が、引き下げられるので相続税の課税対象者が増加することになるでしょう。では、年間の被相続人数(死亡者数)と、何人位が課税対象になるのでしょうか。
平成23年中(平成23年1月1日~平成23年12月31日)に亡くなった人数は約125万人。このうち相続税の課税対象となったのは、4.1%の約5万1千人。
これが、基礎控除額の変更により課税対象となる人が7%と言われているので相続税の対象者が拡大することでしょう。相続税は、早めの準備に限りますので日頃から少しずつ心掛けるようにするといいですね。
公認会計士・税理士 佐藤宏章事務所