2014/11/25(火)
イチゴの高級品といったら福岡県産の「あまおう」が有名。イチゴの収穫量は栃木県がナンバーワン。今年度から高級品種「スカイベリー」として本格出荷するようです。
イチゴ王国の繁栄を支えてきたのは、程良い酸味と形の良さを兼ね備えた「とちおとめ」。栃木県の生産量の約9割を占める。しかし、世に出て18年。大量出荷で価格は低下。生産農家のもうけが少ないため、出荷量にも陰りが見え始めた。それを見越してか、栃木県農業試験場では以前から「酸味は控えめで甘みが強く、大粒なイチゴ」を目指し、高級品種の開発を手掛けていた。そして、約10万株の苗をもとに交配を重ね、17年かけて開発されたのがスカイベリーだ。名前の由来は、「大きさ、美しさ、おいしさの全てが大空に届くように」との願いが込められている。 【出所】産経新聞(2014/11/24)より一部抜粋 |
「スカイベリー」、 一昨年前から一部の百貨店などで試験販売されていたようですが生産農家が少なく、品質も味もばらつきがあったとのことです。そこで、高い品質が生産できるよう栽培法などのマニュアルを作成し生産農家に配布し綺麗な形、味ともに「とちおとめ」より優れたブランド品が誕生したようです。
何でもそうですが、常にトップの座をキープするには相当の研究、工夫が重要。試行錯誤により新品種、高付加価値の商品が期待できますね!