2016/1/15(金)
先日、茨城県で肥料や農薬の流通現場を視察した小泉進次郎氏が話題に。
自民党の小泉進次郎・農林部会長は、農林中央金庫について「(貸出金残高のうち)農業の融資に回っているのは0.1%だ。だとしたら、農林中金はいらない」と述べ、融資姿勢を批判した。
今秋に策定する「農林水産業骨太方針」で、日本農業の構造改革を示す必要があると指摘。「構造の一つにはお金の回り方もある」と述べ、農林中金は農業への融資を増やす必要があるとの考え方を示した。 【出所】読売新聞(2016/1/14)より一部抜粋 |
ちなみに農協系統全体では90兆円を超える資金がありますが、農業融資は1兆円余りにとどまっているのが現実。
参考までに各行ディスクロージャー誌等によると、預貯金残高(平成26年度)
農協(全農協計) 93兆円
ゆうちょ銀行 177兆円
三菱東京UFJ銀行 135兆円
三井住友銀行 105兆円
みずほ銀行 108兆円
豊富な資金を農業・食品産業の発展に資するよう改革では求められました。昨年テレビでも発言しましたが、農家のための農協であってほしい。農家の現場は所得向上に必死。農業者のために尽力が本来の姿。
最後に農協に対する農業者のアンケート(平成25年)載せておきます(農水省HPより)
販売力の強化を求める声 79%
資材価格の引下げを求める声 80%
~農業プロフェッショナル・サービスといったら~