2014/10/29(水)
稲刈りを終え収穫の充実感に浸りながらも、来年の計画をお考えの農家の皆さんも多いことと思います。企業は常に変化する消費者ニーズを掴むための商品開発や戦略は必須。農業も例外ではありません。消費者の声に耳を傾ける事が重要でしょう。
近江米の新品種「みずかがみ」で醸造した日本酒が湖南市の北島酒造で発売され話題になっているようです。さらっとした切れの良い後味が特徴だそうです。
みずかがみは、県農業技術振興センターが平成15年度から開発を手がけ、誕生させた滋賀県生まれの新品種。昨年度から県内の一般農家で栽培が始まった。ほどよい粘りとまろやかな甘みに定評がある。食用米は粘りが強く、蒸して麹を造るときにべたつくため、日本酒の原料には適さないとされる。しかし、北島酒造はコメの吸水量を調整することで、食用米であるみずかがみ100%の日本酒造りに挑んだ。今年度は720ミリリットル入れで2千本を販売する予定で、来年度以降は増産も計画している。 【出所】産経新聞(2014/10/28)より一部抜粋 |
日本酒の味は多種多様で、好みに合わせて選ぶ楽しみがありますね。どっしりした深い味わいが自分としては好みですが。今はどちらかと言うとあっさりした味わいの日本酒が人気のようですね。気軽に飲める日本酒の原料米の開発も各地で進められてゆくのでしょう!