2017/4/27(木)
ブログのタイトルが話題に。読売新聞(2017/4/26)より一部抜粋しておきます。
最先端の農業技術に基づいた高い生産性
国連食糧農業機関(FAO)によると、オランダの2014年の1㌶当たりのトマトの平均生産量は約505トン。約60トンの日本の8倍以上もある。
産学官連携
国土面積が九州ほどしかないハンデを克服するため、1960年代から農業の技術革新に力を入れてきた。最大の特徴は生産者側も積極的に関与する点だ。
トマト生産者の声
長年の悩みは冬場に生産量が落ちること。「年間を通して仕入れたい」との顧客の要望に応えられずにいた。そこで植物工場へのLEDの導入試験に協力。最先端の技術を導入した結果、生産量は5割も増えたという。
日本の課題
研究開発の主役は生産者だ。日本でも「産学官の連携」という言葉はよく耳にする。だが、生産者の使い勝手を考えないまま研究開発を進め、現場ではあまり使われなかった、ということが多いのと対照的だ。
まとめ
よく日本農業との比較が取り上げられますが、オランダ農業の強さは今に始まったことではなし。日本企業も農家との連携が最近聞かれるようになりましたが、あくまでも生産者が主役。大学も実務に役立つ研究を拡大してほしい。先ずは農家の声、現場重視がポイントでは。
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