農業 小麦生産見学ツアー

2016/7/13(水)

 

昨日は、オホーツク海側の津別町で小麦の魅力を知ってもらうため、生産現場をまわるツアーが話題に!本日まで行われるようです。小麦畑を見学の他に地元食材を存分に使った料理も振る舞われたそのツアーとは?

 

東京や九州などから食品業界に携わる人など、およそ60人が参加。

 

参加者は農家から品種の特徴やパンに加工した際の味への影響などについて説明を受けていました。

 

参加者は「生産の苦労がよくわかりました。国産の小麦には外国産にない良さがあるので大事に使っていきたい」と話していました。

 

平成27年産でみますと、道内の小麦の収穫量は73万1000トンで、このうち十勝地方は31万3400トンと全体のおよそ40%を占めています。

 

オホーツク産は18万2500トンと、十勝地方には及びませんが、全体の25%と、2番目の産地です。

 

十勝の小麦はほとんど秋まき小麦、オホーツクでは春まき小麦の栽培も盛んです。

 

春まき小麦は、かびなど病気に弱いものの、オホーツク地方は春から夏にかけて天候が十勝に比べて良い傾向にあるため育ちやすいということです。

 

春まき小麦の小麦粉はパンなどに加工しやすい品質だとされていて、オホーツク産小麦をいっそうアピールしていきたい。

【出所】NHK NEWS WEB(2016/7/12)より一部抜粋

 

当事務所の農家のお客様はおコメのほか小麦も作っています。小麦は国内ではほとんど輸入に頼っているのが現実。

 

TPP交渉でも小麦は輸入枠新設やマークアップを9年目までに45%削減と厳しい内容。

 

政府は国産小麦の販売価格に影響を及ぼす可能性があるとのこと。そこで①国内産を安定供給するための環境整備。②更なる競争力強化を掲げています。

 

上記のように、地の利を活かした高品質な国産小麦の良さを知ってもらい、食品業者や一般の消費者にも幅広く利用していただきたいですね!

 

小麦だけでなく、農業全体を消費者が意識して支えていければ発展に繋がるのでは!

 

生産者で農産品のツアーを企画して品質や違いなどもっとアピールしてほしい。昨年テレビ取材で消費者とお話しましたが、国産品を支持する声が多かったのも事実。これほど生産者にとって喜ばしいことないですよね!

 

 

 

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