2016/10/28(金)
本日のTPP承認案の採決は見送られ、来週以降になりました。
まず、TPP審議に入る前にSBS米の影響が尾を引いて。
今月上旬、農水省からSBS米の調査結果が公表されたとはいえ取引の不透明さが問題。
SBS方式による輸入米は、本当に国産米と同水準の価格で流通されているのか。
政府はTPP輸入枠新設でも輸入量に相当する国産米を備蓄米として買い入れ、輸入量の増加が主食用米の需給及び価格に与える影響を遮断で影響なしといいますが・・・。
SBS方式での輸入米の政府売渡価格は、中食・外食など業務用に用いられる国産米価格とほぼ同等と言われていますが、調整金での価格偽装が事実なら国産米より大幅に安い価格で流通していることになり、制度自体の存在意義が今問われています。
山本農林水産大臣の強行採決発言など。TPP承認到達までは前途多難!?
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