2017/6/30(金)
今年前半終了、日EU・EPAで締めます。岸田外相とEU担当相との協議でどこまで詰められるか。
日欧EPA最終論点
【出所】東京新聞
上記にあるよう自動車関税10%の撤廃時期で難航しているようですね。背景に韓国は関税撤廃後にEU内シェア拡大しています。
日欧EPA交渉 チーズ
毎日新聞より一部抜粋しておきます。
【出所】毎日新聞
チーズ国内消費量
2015年度のチーズの国内消費量は前年度比約1割増の30万トンと堅調だ。乳業団体幹部は「商品の多様化や、家庭でお酒を飲む人が増え、おつまみとしての需要も拡大している」という。
輸入85%
30万トンのうち輸入は85%で国産は15%にとどまる。豪州、EU、ニュージーランド産の輸入チーズが人気だ。
酪農家の行方
関税引き下げにより欧州産チーズの価格が下がると国産チーズが売れなくなる。これまで生産者団体がチーズ用として出荷していた生乳を飲用牛乳に振り向けるなどして、牛乳価格の下落につながる懸念もある。消費者は恩恵を受けるが生産者は不安を募らす。
公認会計士 佐藤によるまとめ
日本で、おコメに匹敵するものが、EUではチーズ。当然ながらこだわりが強く攻防戦は続いています。我が国としても厳しい酪農家を守るべく譲歩はありえず。来月上旬の大枠合意への道にもタイムリミットが。本日から予定されている緊迫した協議に注目。
関連記事
2016/12/16 農業 日EU・EPA加速へ
独り言
このところ、慌ただしさを増してきた日EU・EPA交渉。もはや追い込み段階突入、TPP時のように開けてビックリとならぬよう肝に銘じて毅然とした態度で臨んでほしいと動向を見守りたい。
告知
土日はもう一つの当事務所のブログ(毎日更新中)←こちらへ!
お知らせ
『JAPAN CLASS』 Vol.12 好評発売中!
必見!「公認会計士・税理士 佐藤宏章」インタビュー記事掲載!
稲作経営・税務・最新トピック満載!
農業プロフェッショナル・サービスNo.1
テレビ出演・外部講師・執筆等実績←こちら