ブログタイトルが話題に。
日本経済新聞(2018/5/13)より一部抜粋しておきます。
作業時間3割減
農産物を車両に積み込むための統一仕様の荷台を共同で導入。機械を使った積み下ろしで2020年度末までに作業時間を3割減らすことを目指す。
背景
農産物は少量多品種の運送が多く、物流会社の負担が大きい。ドライバー不足が深刻になる中、農産物流通網の維持を狙う。
方法
卸売会社や物流会社などの業界団体が今夏にも新たに協議会を立ち上げる。サイズや形などの仕様を統一した荷台を導入し、参加企業から会費や利用料を徴収して管理する。
【出所】日本経済新聞
助成金
農水省は荷台の導入費用などに助成金を出す方針だ。18年内に3~5カ所で始める。
物流会社負担
農水省は大半をトラックで運んでいるが、少量多品種が多いため、現在は段ボールや紙袋に入れてばら積みすることが多いという。車両への積み下ろしは人の手で担うことが多く、物流会社の負担が大きい。
ドライバー拘束時間
品目別にみたトラックドライバーの平均拘束時間は農水産品が12時間32分で最も長い。このうち荷物の積み下ろしに約3時間かかっている。
ドライバー人手不足
農産物の出荷量は直前まで決まりにくいうえ、産地は消費地から遠いことが多い。荷待ち時間が長いためドライバーの負担が大きい。
まとめ
ドライバーの人手不足と配送の不効率が背景に。また農業者の生産コストに占める物流費は上昇しているので農産物の運送を標準化することで負担軽減に期待。
物流については以前~当ブログに記載済みですが、高速バスに便乗させたりドローンの活用などあらゆる試みはあるものの安全性も含めてコスト削減、時短は課題多し。
独り言
農家の視点としては、国内だけでなく輸出まで含めて検討してほしいですね。
身近なところでは、何といっても地産地消が一番!自分で作ったものを自分が責任をもって売る、消費者の声も確認できる!地域ぐるみで取り組んで見てもいいのでは。
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