農業 十和田美人

2014/7/8(火)

本日は、東北地方の野菜の話題です。ゴボウ生産量日本一を誇る青森県。健康意識の高まりで、食物繊維が豊富などの機能性が注目され、「健康・美容にいい」と女性を中心に需要が高まっているようです。

青果卸の十和田青果(十和田市)は子会社を通じて、ゴボウをはじめ根菜類を「十和田美人」のブランドで展開している。同社のゴボウ出荷量は多い年で1万3000~1万4000トンと青森県全体の3割近くに上る。その中で、生産者を絞って肥料など栽培方法を統一し、一般のゴボウより高い糖度を売りにしているのが十和田美人だ。現在の生産者は約60人、作付面積は35ヘクタールほど。野月徳仁会長は「いい生産者を集め、いいものを作れば全国から買いに来る」と話す。十和田美人ゴボウの9割は県外出荷だ。食物繊維が豊富なゴボウは「健康美容食品」としてコンビニがサラダやきんぴらを販売するなど加工需要が拡大。収穫の機械化が進み、ナガイモなど他の根菜類に比べて労力が大きく軽減。このほか青森特有の要因として、土壌を1.2~1.3メートルまで掘っても石の層に当たらず、長くて良質のゴボウが取れる。また、気候的に葉物野菜の栽培が難しく、ゴボウに生産がよりシフトした面もある。
【出所】日本経済新聞 電子版(2014/7/7)より一部抜粋

澄んだ水と空気で農作物は、いきいきと育ち、付加価値とブランド力で需要が拡大。海外進出も視野に入れた今後の発展に期待しましょう!

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