確定申告 農業用固定資産の損失

2019/2/2(土)

 

自然災害により農業用ハウスや畜舎など損壊の被害が発生した場合について。

 

講演・セミナーで固定資産についても話す機会が多くなってきました。

 

【全国各地の農業経営者に講演の一コマ】

 

税理士 佐藤が国税庁HPを参考にわかりやすくまとめておきます。

損失額はどのように処理するの?

農業用建物、ビニールハウス、コンバインなどの農業用(減価償却)資産が災害により滅失した場合、それによって生じた損失額はその年分の必要経費になります。

付随費用は?

取壊し費用などの付随費用も必要経費になります。

受け取った保険金は?

農業用建物等の被災に関して受け取った共済金がある場合、損失額を計算する際に差し引きます(農産物に係る共済金は収入金額に計上)。

必要経費(損失額) 算式

確定申告ポイント

 

建物等の取得価額-取壊し日までの建物等の減価償却費の累積額-廃材処分可能価額+取壊し費用などの付随費用-保険金や損害賠償金の補填金額=必要経費

確定申告 まとめ

この時期、税務署や各市町村で無料相談所が開設されています。

また複雑な税務問題や節税などは税理士に相談するのもいいでしょう。

追記 所得税 収入保険制度(2019年制度開始)

以前、当ブログ記載済。農産物の価格低下などによる収入減少を補填する制度。

 

すべての農家が対象ではなく、青色申告が要件になります。

青色申告を始めたい方、今年3月15日迄に青色申告承認申請書を税務署提出する必要。来年の申告(2019年分)に青色申告が可能。当事務所は農家の将来を見据え完全対応!

事務所ご紹介!

通常業務に加え、収入保険制度セミナー他、次世代農業経営者セミナー、TPP等(TPP11含む日欧EPA)、知的財産、農業問題など幅広く対応しています。

 

【テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』にてコメント中の一コマ】

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農家の確定申告のポイント

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