2017/2/10(金)
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2019/1/20 確定申告 農地法改正と農業用ビニールハウス
本日は、農業用ビニールハウスの耐用年数でまとめておきます!
その前に農業用ビニールハウスの説明を。
農業用ビニールハウス
昨年はマイナス金利導入で農業用ビニールハウスを新設された方が多かったのでは。
農業用ビニールハウスの利点は、温度・湿度など生育環境を一定に管理することにより農作物の品質、生産量共に安定した供給が可能。
スマート農業の実現としてAIやICTやIoTによる開発が農業分野で急ピッチに進行中。
また農業競争力強化プログラムで、生産資材価格引き下げに向けての取り組みが本格化されますのでコスト引き下げによる投資に期待できます!
農業用ハウス コスト比較
さらに農水省の資料より、公認会計士 佐藤が簡単にまとめておきます。
日本は簡易なパイプハウスが多い。台風や大雪や地震など地域の気象条件に対応して、強度を高めた温室の整備が進められており地域によって温室の構造や価格が異なる。
昨年、コストで韓国との比較で農業用ハウスが高いと話題でした。
温室の設置費の事例(本体のみ、10a当たり)
耐候性ハウス 韓国1,000万円 日本1,200万円
ガラス温室 韓国2,000万円 日本2,300万円
また日本は、台風や大雪や地震などでオランダと比較しても約2倍高いとの事例が。
農業競争力強化支援法で業界再編が進みコスト面で農業経営がやりやすく!
ここから本題!確定申告の話に。
確定申告 農業用ビニールハウスの耐用年数
農業用ビニールハウス新設し、事業の用に供した。ビニールハウスの耐用年数は何年?
昨年、農業用ビニールハウスを新設された方は、減価償却も含めご参考に!
構築物に該当する場合
確定申告ポイント
主として金属造のもの14年。主として木造のもの5年。その他のもの8年。
構築物に該当しない
確定申告ポイント
主として金属製のもの10年。その他のもの5年。
減価償却方法
確定申告ポイント
平成28年4月1日以後に取得した構築物の減価償却の方法のうち、定率法が廃止されていますのでご注意。
まとめ
この時期、税務署や各市町村で無料相談所が開設されています。
また複雑な税務問題や節税などは税理士に相談するのもいいでしょう。
追記 収入保険制度(2019年から実施予定)
ブログ記載済。農産物の価格低下による収入減少を補填する制度。
すべての農家が対象ではなく、青色申告が要件になります。
青色申告を始めたい方、今年3月15日迄に青色申告承認申請書を税務署提出する必要。来年の申告(2017年分)に青色申告が可能。当事務所は農家の将来を見据え完全対応!
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