輸出対応に力を入れる国内産地も増えてきているようです。
欧州は農薬や化学肥料を使わない有機栽培での抹茶が人気。
日本経済新聞(2018/7/19)より一部抜粋しておきます。
緑茶の輸出量が拡大
【出所】日本経済新聞
抹茶を飲料や食品に使うなど米国やアジアの需要が伸びており、年間でも最多輸出を更新しそうだ。輸出単価も高値圏で推移している。
【出所】日本経済新聞
17年の年間輸出量は4642㌧と過去最高を記録しており、輸出が順調に伸びれば今年も年間ペースで最高を更新する見込みだ。
緑茶輸出好調なぜ?
輸出をけん引するのが専用の緑茶を粉末状にした抹茶需要の伸び。「抹茶ラテ」をメニューに取り入れる大手カフェチェーンが相次いでいるほか、スイーツに抹茶を使う動きも広がっている。
輸出単価も上昇傾向
決済通貨として選択することの多い米ドル建てで換算すると、現時点の平均単価は1㌔約27ドル(約2900円)と過去最高圏にある。特に米国向けは1㌔38ドルと、この3年間で8割上昇。香港やドイツ向けも高単価が目立つ。煎茶に比べ単価の高い抹茶の比率が高まっているためだ。
日欧EPA
日本からのEU諸国への緑茶輸出は3.2%の関税(3㌔以下)がEPA発効後に即時撤廃となるため、現地での利用増に期待がかかっている。
まとめ
あらためて緑茶(日本農産品)の良さを認識。緑茶だけでなくオールジャパンで輸出強化できる仕組みを早急に。2020年の東京五輪も追い風になること確実、国内農業強化でしっかりと足元固めが重要。
独り言
日本農業の現状は高齢化で就業人口が減少、緑茶もそうですが安定供給できるように次世代農業経営者が大事に。また日本農業の品質の高さを6次産業化(抹茶ラテやスイーツなど)で商品化に結び付けて一層の弾みを!当事務所も次世代農業経営者育成に尽力!
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