2017/3/29(水)
昨日、JA全農の自主改革計画の発表があり、簡単にまとめてみました。
農家所得の向上
ブログに記載してきたように、すべては農家所得の向上にあります。
流通コストと生産コストの削減がポイント!
農産物流通等のコスト引き下げ
農産物を外食チェーンなどに直接販売することを基本とし割合を順次拡大へ。
具体的におコメは、現在約40%から90%へ。野菜・果物は50%以上に引き上げへ。
卸業者を通さず直接販売による流通コスト削減で農家の所得向上に期待!
農業資材等のコスト引き下げ
肥料銘柄などの集約へ。
肥料の主要銘柄約400を10程度まで絞り込みへ。
生産コスト削減で農家の所得向上に貢献!
まとめ
農家に「見える化」として販売・資材の取引条件など情報提供が大事に。
政府は改革の進捗状況について定期的なフォローアップが大事に。
参考 農業競争力強化プログラムより一部抜粋
全農は、農業者のために、実需者・消費者へ農産物を安定的に直接販売することを基本とし、そのための強力な販売体制を構築する。
全農は、取り扱う生産資材の点数を適切に絞り込みつつ、国内外における価格水準や、世界標準等の情報を常に収集し、農業者が、仕様、品質、価格面で最も優れた生産資材を調達できるよう支援する。
独り言
テレビ出演時、農協についてのコメントを求められることも多かったですね。今日まで一体何をやっていたのかという感が。何で今頃!?企業経営では当たり前のことだが。組織のための農協。農家のための農協はどこへ?改革は待ったなし!早期の実現を!
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