農業 JA全中会長の決断

2015/4/10(金)

昨日は、全国農業協同組合中央会(JA全中)の万歳章会長が記者会見で、8月に辞任を表明とのニュースが話題に。農協法改正案が閣議決定されたことを区切りとして決断に至ったようですが、その経緯とは。

 

「9日午前中の理事会で8月に辞めることを伝えた。先日、農協法改正案が閣議決定されたことがひとつの区切りだと思った。新会長のもとで新しい全中を作り自己改革を実践していってもらいたい」

「2011年8月の就任からこれまで3年8カ月、『農は国の基』との考えで所得増大や地域活性化に向けて取り組んできた。環太平洋経済連携協定(TPP)やコメ改革など課題が山積みしているが、投げ出すという思いはない。新しい全中のための前向きな辞任だ」

【出所】日本経済新聞 電子版(2015/4/9)より一部抜粋

 

新体制には、力を合わせ5年10年を見据え果敢に自己改革し前進を望むとのこと、新会長は、8月の臨時総会で選出、正式に交代するようです。

昨年から、農協改革を巡って政府と対立などを繰り返してきた姿勢も記憶に新しいですが、何れにしても日本の農業の発展にプラスになるよう期待!