2014/8/21(木)
近年、若者が職業としての農業への関心が高まっているようです。農林水産省によると、39歳以下の新規就農者が増加しているとのことで就業前研修や新たな担い手を育成する取り組みが整いつつあることが挙げられています。一方、当事務所でも農業経営支援を行っております。ぜひ、ご利用していただければと思います。
さて、日本政策金融公庫の主要金利が平成26年8月20日に公開されましたので一覧を示しておきます。また、8月13日に佐賀市で新たに農業経営を開始する3名に下記の青年等就農資金を全国で初めて融資したそうです。
○スーパーL資金
(農業経営に必要な投資に幅広くご利用可能な資金です。認定農業者の方がご利用できる資金です)
【金利】 一般:0.35~0.90%
特例:0%(貸付実行日から5年後の応当日の前日まで)
○青年等就農資金
(新たに農業経営を開始する方を応援する無利子の資金です)
【金利】 無利子
○経営体育成強化資金
(主に認定農業者以外の方がご利用できる資金です)
【金利】 0.90%
○農業改良資金
(多様な担い手の方が、農業経営改善に必要な投資を行う際にご利用できる無利子の資金です)
【金利】 無利子
○農林漁業セーフティネット資金
(災害を受けたときや、社会的・経済的環境の変化により、資金繰りに支障をきたしている場合等のための資金です)
【金利】 0.35~0.65%
○農林漁業施設資金
(農林水産物の生産、流通、加工、販売に必要な特定の施設にご利用可能な資金です)
【金利】 0.35~4.90%
○林業基盤整備資金
(人工植栽、天然林の改良、間伐材などの造林事業や、それに附帯した作業道、造林用機械などにご利用可能な資金です)
【金利】 0.35~1.05%
○漁業経営改善支援資金
(漁船や漁具、漁業用施設の取得等や長期運転資金にご利用可能な資金です)
【金利】 0.90~1.05%
○特定農産加工資金
(特定の農産物の加工業を営む方等が建物の建設や機械の取得をするときにご利用可能な資金です)
【金利】 0.55~1.10%
○食品流通改善資金(生製提携・生販提携)
(食品製造業者・食品販売業者等の方が農林漁業者等と連携して行う施設整備にご利用可能な資金です)
【金利】 0.35~0.95%