2014/9/9(火)
本日は、高床で農作物を育てる施設の普及に取り組む話題です。砂を使用し、電気や水の消費も少ないエコな栽培法のようです。
東レの子会社で、建設や不動産を手掛ける東レ建設が、高床に砂を敷いて作物を育てる農業施設「トレファーム」の普及に取り組んでいる。同施設は、建設現場で使用する足場材を応用した高床「高床式農業用ベッド」で農作物を育てる。農業用ベッドは、地面から浮いた状態で水平に敷くことができるため、高低差のある土地や塩害を受けた農地でも安定した栽培が可能だ。栽培には、連作をしても農作物が病気にかかりにくいといわれる砂栽培を採用した。また施設には太陽光発電パネルを設置することもできるという。トレファームは、東レ建設の協力会社である茂広組と共同で開発した。高床式農業用ベッドは今年1月に特許を取得。トレファームは、農作業にかかるランニングコストが格段に低い。砂栽培は、土耕栽培や水耕栽培に比べ「電気」「水」「肥料」といった資源の消費量が極めて少ないからだ。センサーでハウス内の温度を感知し自動で開閉する遮光カーテンを取り入れるなど、人の手で管理していたものを自動化し省力化を図っている。トレファームは高床式で腰をかがめずに作業ができることや、土地を耕す手間がないことから農作業の負担が小さい。今後は、この特徴も生かし、高齢者や障害者のリハビリ施設や就労支援事業といった領域に広く導入して行きたい考えだ。 【出所】SankeiBiz(2014/9/8)より一部抜粋 |
いつもブログに記載しているように、まさに農業分野に異業種参入ですね。自分の得意分野を時代背景と併せてどう活かすかでしょう!
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