高温 カメムシ大量発生

高温による影響は収穫期を控えた水稲や果樹へ。

カメムシの大量発生が問題に。

日本経済新聞夕刊(2018/8/21)より一部抜粋しておきます。

カメムシとは

農作物に深刻な食害をもたらすことから2000年に植物防疫法の「指定有害動植物」に位置づけられた。アルデヒドを主成分とする分泌物で悪臭を発し、身を守る。

 

水稲を狙う斑点米カメムシ類は主に「アカヒゲホソミドリカスミカメ」と「アカスジカスミカメ」の2種。稲穂にできたコメから栄養と水分を吸って、斑点状の痕を残す。

 

果樹カメムシ類は「チャバネアオカメムシ」など主に3種が生息する。果汁を吸った部分がくぼみ、果実の形がゆがむ。地域によって異なるが7月から8月にかけて発生することが多く、一晩で大規模な食害を引き起こすこともある。

山形県寒河江市の農家

青々と稲穂が育った田んぼに農薬を散布した。「ひどくやられたことがあるから」とカメムシの防除を急ぐ。3年ほど前、大量に発生したカメムシが稲穂に群がり、玄米には黒い斑点の痕跡が残って売り物にならなかった。被害額は数十万円に上ったという。

カメムシ注意報

 

【出所】日本経済新聞

まとめ

高温は農作物の収穫に影響を及ぼしていますね。先日、田舎に電話しましたが、高温もそうですが追い打ちをかけるように水不足も深刻とのこと。今後農業者の高齢化問題で離農者加速を考えると天候の対応も重要となりました。自然環境の悪化も大きな問題に。

 

独り言

先月、テレビ番組取材で猛暑が農業に与える影響をコメント、我が家での酪農話や果樹は温暖化により栽培地が北上している話も。昨夏は、日照不足や低温でコメント出演したのに。

 

気象状況と農業は切っても切れない、たとえ先端技術を駆使しても及ばず。

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