農業 かつお節ハラル認証

2015/4/16(木)

和食が無形文化遺産に登録されてから、うま味成分としてのだしが海外でも人気。かつお節を製造販売している京都市の福島鰹がハラル認証を受けさらなる輸出の拡大。

 

主要認定団体が削り節の工場を認証するのは初めてという。イスラム教徒も安心して購入できるようにして海外の需要を開拓する。同社は12年に削り節の海外販売を本格的に始めて、今では米国や韓国、台湾など15カ国・地域に輸出している。ハラル認証で取引のあるマレーシアやインドネシアを含め、イスラム圏への輸出に弾みをつける狙いだ。ハラル認証とはイスラム教が禁じてる豚やアルコールなどを使わずに製造された食品などを認証する制度。

【出所】日本経済新聞 電子版(2015/4/15)より一部抜粋

 

イスラム圏の巨大市場に輸出するため、今やハラル認証を取得する企業が増加中。以前に当ブログでも、イスラム圏にコメを輸出するためのハラル認証について記載済。

①農場の肥料に豚の排せつ物を使わない②農機具に動物性由来の油を使わないの条件で取得。また一方では食品加工会社が2020年のオリンピックを見据えての認証取得も。

最近はハラル認証にかかわらず、来月に開幕のミラノ万博で日本食の基本となるだしをとるための「かつお節」を持ち込むことで話題になっています。

和食=うま味成分としてのだしは必須。 ①日本食の品質・食文化が浸透②日本の農水産物の輸出増③農業関係者の所得増

このような連鎖ができれば、日本の食材が輝きますよね。日本の農業活性化に期待!