2019/8/6(火)
ブログタイトルが話題に。
農水省資料を基に公認会計士 佐藤がわかりやすくまとめておきます。
食料自給率とは?
食料自給率とは、食料の国内生産の国内消費仕向に対する割合で、国内消費をどの程度国内生産で賄えるかを示す指標。
2018年度食料自給率
農林水産省のプレスリリースによる食料自給率は37%。1993年度(平成の米騒動)と同じ。ちなみに2017年度は38%。
背景
米の消費が減少する中、主食用米の国内生産量が前年並みとなった一方、天候不順で小麦、大豆の国内生産量が大きく減少したこと等により、37%に。
なぜ毎年、低水準なの?
2017年度も自給率の高いおコメの消費が減少し、飼料や原料を海外に依存している畜産物や油脂類の消費量が増えているのでしょう。
おコメの自給率はほぼ100%。飼料用米にシフトで補助金に頼らず、戦略的な作物を生産して攻めの経営を考えている経営者はどの位なのか?
参考 日本の食料自給率は先進国の中で最も低い水準
日本の食料自給率37%ということは、外国からの輸入が63%。
世界的に穀物価格高騰などで輸入できない事態が起こった場合どうなるのか?
ブログに記載の通り、国内農業強化は早急に!
カロリーベース食料自給率(%)
日本2018年、他国2013年データより公認会計士佐藤作成
上記より自国の生産では足りずに輸入に頼っているのが現実。
関連記事
2015/3/13 政府は2025年度までに食料自給率(カロリーベース)を45%目標
まとめ
我が国の数値を見るたび、愕然とします。年々増加している自然災害も追い打ちをかけ農業の継続が厳しい状況になっています。
独り言
農協改革やプロジェクトを立ち上げているもののこの低迷さは一体何なのか?現状維持もできないなんて。
当事務所が次世代農業経営者に力を注ぎセミナーを実施しているのかがわかるのでは!皆さんは、日本農業の現状をどのように思いますか?
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