農業融資の低金利競争が過熱化。
日本経済新聞(2019/1/12)より一部抜粋しておきます。
シェアの勢力図
18年3月末時点で農業融資全体に占めるJAグループのシェアは54.2%と過半を占めるものの、5年で約10ポイント下がった。一方、公庫のシェアは29.0%と5年前に比べて7ポイント上昇した。銀行も農業分野への攻勢を強めており、JAは融資拡大の掛け声とは裏腹に、劣勢に立たされている。
【出所】日本経済新聞
背景
JAバンクが過度な助成で公庫に対抗する背景には、16年1月に自民党内でわき上がった「農中不要論」がある。自民党の農林部会長だった小泉進次郎氏が、農中単体の貸出金に占める農業融資の割合が「0.1%にすぎない」と批判。農中はシェア向上を急ぐことになった。
融資残高の状況
公庫の無利子融資の残高は18年3月期末時点で7355億円と5年で8割も増えており、日本農業の大規模化の後押しに一定の役割を果たしたことも確かだ。
【出所】日本経済新聞
まとめ
公庫のスーパーL資金は当初5年間は無利子ということもあり融資残高が上記の図より伸びていることがわかります。大規模経営の農業者が増えています。
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