2016/6/23(木)
一昨日、山形大学でドローンを利用した農業システム開発について発表がありました。簡単にまとめておきます。
山形大は、小型無人機「ドローン」を使って稲の生育状況を把握し、無人ヘリコプターで適量の追肥を行うシステムを世界で初めて開発したと発表した。
ドローンには、独自に開発した赤外線カメラを搭載。上空約30メートルから水田を撮影し、1.9センチ四方の高解像度で葉の色や茎数を計測する。
その結果を基に、各地点の窒素吸収量を算出。必要な追肥量を割り出して、無人ヘリがばらつきに対応して肥料を散布する。 均一の量の肥料をまいた場合と比較して、14~33%程度の収益向上が確認できたという。 【出所】河北新報(2016/6/22)より一部抜粋 |
背景にはベテラン農家のリタイアが常態化する中で経験や勘に頼らない効率的なシステムの開発が必要に。将来的には水稲以外のすべての農作物へ対応。そして海外も視野とのこと。最先端技術搭載のドローンの開発で農家への実用化を期待!
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