2015/5/14(木)
本日は、北海道音更町の養鶏場の話題です。鶏の飼料にこだわり、道内で唯一無二の卵を消費者に提供。味の良さで勝負、その取り組みとは。
割ると黄身の白っぽい不思議な卵。飼料の99.8%は道産原料を使う。最大の特徴は7割近くを占めるコメだ。東川町産「ななつぼし」を配合する。採卵鶏の飼料には輸入トウモロコシが多く使われるが、道産米にこだわった。釧路港で水揚げされたサンマなどを丸ごと砕いた魚粉も入れる。コメをふんだんに使った結果、卵の黄身は通常より白くなった。だが、味はイメージに反して濃厚だ。甘くてなめらかな舌ざわり。そして魚粉からくる濃縮されたうまみ。飼料成分表で調べながら100%自家配合で飼料を作り始めた。エサを変えると卵にも影響が出る。 【出所】日本経済新聞 電子版 (2015/5/13)より一部抜粋 |
飼料代のコストが上昇し、卵の値上げに消費者離れもあったようですが、味と品質に自信で販路拡大、固定客を着実に増やしているようです。
こだわりのある高品質な商品は、認知度が高まれば口コミなどで飛ぶように売れ、行列してでも買いたいというヒット商品につながります。何でも創意工夫が重要!