農業 ドローン最前線

2017/11/7(火)

 

何かと話題になっています日進月歩のドローンでまとめ!

読売新聞(2017/10/30)より一部抜粋しておきます。

ドローン

構造上、人が乗ることができず、遠隔操作や自動操縦により飛行する機体。2010年代に一般への普及が急速に進んだ。日本政府は15年の改正航空法で定義を明確にした。軍用の大型機から、商用の中小型機まで幅広い種類がある。災害調査など様々な場面で使われるようになり、荷物配送への活用も期待されている。

各社のドローン開発

実施主体 発売時期 特徴
スカイマティクス 2017年8月 コントローラー画面に飛行位置や農薬の散布場所などを表示
ナイルワークス  18年5月 搭載したカメラで撮影・判断しながら、農薬を散布
クボタ  17年7月 自動運転のトラクターと連動した農作業の効率化を目指す
ヤマハ発動機  18年中 農業用無人ヘリコプターのノウハウを活かした安定飛行
DJI(中国大手)  17年3月 搭載のレーダーが地形を認識し、正確な高度から散布可能

【出所】読売新聞より作成

丸1日が10分で

農業用ドローンは、機体下部に農薬や肥料を詰めるタンクを備える。農家が背負うタイプの噴霧装置だと1㌶分の散布に丸1日を要したが、ドローンだと10分ほどで済む。

スカイマティクス

三菱商事と日立製作所が昨年設立したベンチャー企業「スカイマティクス」が開発した最新の農業用ドローン。直径2㍍のドローンがタマネギ畑の上空を飛び回り農薬の代わりに水をまいていく。手元のコントローラーの画面には、飛行位置や農薬の散布場所などが瞬時に示される。

ナイルワークス

住友商事などが出資するベンチャー企業「ナイルワークス」は、水田のイネの生育状況をカメラで撮影・観察しながら、農薬や肥料をまくことができる。

クボタ

ドローンが撮影した農作物の生育状況などのデータを解析し、人工知能(AI)で自動運転のトラクターに作業の指示を出すシステムの構築を目指す。

完全自動化に壁

農薬散布用のドローンを使用する場合、操作する人に他に、補助員が現場に立ち会い、畑を外れて農薬を散布することがないか、チェックする必要がある。ボタン一つで自動的に散布する完全な自動化は認められていない。

まとめ

農家高齢化でいかに効率(労働時間短縮)よく経営できるか課題。ドローン活用も先ずは安全性確保が第一。便利な反面、操縦ミスや落下事故などリスクが伴い導入費用を含め普及までは時間が掛かりそうです。

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独り言

当ブログ記載済、究極は自宅に居ながらにしての農業が可能になることですが(笑)やはり機械なので、想定外の動きも考慮に頼り過ぎは危険。人のいない中山間地では強力な助っ人になりそうですが、問題は費用。

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