2014/10/7(火)
電子精密機器のシンフォニアテクノロジーは農作物の収穫量を増やす農業支援装置の海外販売を始めるようです。
ハウス内の温度や湿度など自動で制御する装置を開発した。実証試験で収穫量が最大4倍に増えるなどの効果が確認できたため、中国や東南アジアでの展開に乗り出す。制御機器を柱とする農業向け事業を5年後に30億円規模に育てる。温度や湿度、土の中の水分量などを管理し、植物の成長に必要な光合成に適した環境を整え、収穫量を増やす。制御機器に加え、暖房や養液タンク、二酸化炭素の供給装置などを一括納入する。海外事業の拡大に向け、2~3年以内に中国などでモデル工場を設置することを検討している。国内の農業資材メーカーと共同で実施した試験ではトマトの収穫量が4倍に増えたという。 【出所】日本経済新聞 電子版(2014/10/5)より一部抜粋 |
収穫量が最大4倍増というのが画期的ですね。農作物を安定した環境で栽培し、品質管理、収穫量も一定量を確保して供給可能となれば販路拡大につながるのでは。