さくらんぼ農家×観光客

さくらんぼが美味しい季節!収穫期を迎えるも人手不足は一層深刻。

そこで、人手不足を補う山形県の取り組みが広がり人気を集めるツァーの話題。

日本経済新聞夕刊(2018/6/15)より一部抜粋しておきます。

観光ツアー

サクランボの季節を迎えた山形県で、参加者が収穫を手伝う観光ツアーが人気だ。

ツアー盛況

村山市が13日始めた「さくらんぼサポーター」や阪急交通社のツアーには、首都圏などからそれぞれ100人以上が申し込んだ。

農家の助っ人

収穫は短期間に多くの人手が要る。

農業を楽しむ体験

サクランボ狩りの延長で、楽しみながら人手不足が深刻な農家を手助けしてもらう。

村山市のサポーター制度

農家が2泊3日分の宿泊費を負担し、参加者は収穫や箱詰めを手伝う。当初はボランティアとして始めたが、東京都内などから参加が増えてきた。12年目の今回は76%がリピーター。

参加者の声

「作業は楽しいし、農家の人と話すのが新鮮」と語る。

阪急交通社とコラボ

天童市の農家と今シーズン初めて「農業体験ツアー」を始めた。6日間で東京駅発2万5千円。通常なら6万以上かかる宿泊費などを農家が負担する。日中は昼食時間を含めて9時間、農作業をするハードな内容だ。それでも全5本のツアーに100人以上が申し込んでいる。

農業経営者

「人口減、高齢化が進む県内では募集しても集まらない。天童のファンにもなってほしい」と期待。

地方創生

阪急交通社はナシのラ・フランスなど他の作物にも広げるほか、インバウンド誘致につながるツアーの企画などを進める。

サクランボ収穫最盛期

今年の収穫最盛期は平年より1週間程度早く、主力の佐藤錦が16日、紅秀峰が27日からそれぞれ本格化しそう。開花期に天候に恵まれ生育条件はよく、7月中旬までの短期決戦とあって求人が相次いでいる。

まとめ

コト消費が人気を集める中、何よりも地方に人を呼び込み農業体験を楽しめるのがポイント。ただ喜んでばかりでなく優れものを守り品種盗難に遭わないようにする工夫も大事に。

 

独り言

昨年末、山形県で次世代農業経営者セミナー講師を務め、熱心に受講された皆さんを思い出しました!さくらんぼ農家の皆さんは大忙しで活躍されていることでしょう!

 

我が秋田は、犬人気沸騰中で盛り上がっているように、先ず人を呼び込むことが活性化の第一歩!

参考 地理的表示GI東根さくらんぼ

2017年4月に「東根さくらんぼ」としてGI登録。山形県東根市ふるさと納税返礼品(2018年産)の申し込みも始まっています!

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