農業 英国のEU離脱とTPP

2016/6/27(月)

 

先週末は、英国で実施された国民投票でEU離脱が決定しました。

 

金融市場では、EU離脱で株価下落、安全通貨の円が買われ円高に。

 

何といっても、EU域内で優遇されている関税の取り扱い次第では、英国にある日本企業は撤退も検討するのでは。

 

日本とEUとの経済連携協定(EPA)は年内妥結が目標でしたがその行方は?

 

ここにきて、先の我が国の消費増税延期の判断は正解だったのか。

 

一方、経済成長は何処に求めるのか?やはりTPPでしょうか。TPPは成長戦略の切り札として当ブログにも記載済。

 

英国はEU域内の関税の恩恵が受けられなくなる可能性であるのに対し、TPPが批准され発効されるとTPP参加国が関税の恩恵が受けられます。なので台湾、韓国、フィリピン、タイ、インドネシア、ラオスも参加検討も納得。

 

今、話題になっているアメリカ大統領選では、どちらの候補者もTPP反対。また先日、ヒラリー氏はTPP再交渉を求めるとも。

 

いずれにせよ日本とEUとの経済連携協定(EPA)やTPPに関係なく、日本農業を成長・発展させなければならないのは不変。

 

我が国では今、参院選一色ですが、秋の臨時国会でのTPP承認できれば、日本がTPP先導してアベノミクスで成長へ。

 

TPPは人口8億人、GDP3000兆円を超える巨大な経済圏。TPPの誕生で、日本のGDPを14兆円押し上げ、80万人もの新しい雇用を生みだせるか!

 

 

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