2014/2/18(火)
農業の大雪の被害状況が各地において次々に報告されています。群馬県内では、過去を上回る最大規模の降雪被害となりそうです。
県農政部では17日から、降雪による県内の農業被害状況の調査を本格的に始めた。積雪で現地に入れないため、電話による農家への聞き取り調査が中心。県内全域でキュウリやトマト、イチゴなどの果菜類、ホウレンソウやチンゲンサイ、ニラなどの葉菜類の園芸施設用ビニールハウスが数多く雪の重みで潰された。藤岡地区のイチゴハウスでは8,9割で被害が出ているほか伊勢崎地区でも8割以上が倒壊した。収穫はほとんど期待できない状態という。榛東村では鶏舎が倒壊し鶏約7千羽が死んだほか、豚舎にも被害が及んだ。通常の農業災害では発生から3,4日後に市町村から被害金額などの報告が県に寄せられるが、県技術支援課では「今回は被害確定まで1週間以上はかかるのではないか」としている。県内では平成13,14,15年に被害額数千万円を超える降雪被害が出ているが、今回はこれを上回り最大規模となるのは必至。同課では「30%以上の減収などの要件を満たす県農災条例の適用も検討している」と話している。
【出所】msn産経ニュース(2014/2/18)より抜粋
農業の基本は自然が相手です。大雪の被害は、多かれ少なかれ各地方に及んでいます。農家の皆さんは、各自治体にお問い合わせください。今後、資金繰りも深刻な問題になるかと思います。
日本政策金融公庫においては、農林漁業セーフティネット資金もありますので最寄りの窓口機関(公庫・農協・銀行等)にお問い合わせ、ご相談願います。
公認会計士・税理士 佐藤宏章事務所