2016/10/21(金)
日本政策金融公庫の主要金利が平成28年10月20日に公開されましたので最新情報一覧を示しておきます。
日銀のマイナス金利政策導入から8カ月経過しました。マイナス金利の影響は企業の資金調達にも!
特に社債の発行は、利払い負担が抑えられ発行コスト低下。トヨタの社債利回り年0.0003%と日経新聞(10/14)で話題に。例えば、1億円の社債発行調達コストは1億円×0.0003%=300円。過去最低だとか。
マイナス金利の影響は農業にも及び、金利が全体的に引き下げられています。
金融機関等が農業分野への金利引き下げにより、貸出し増加による活性化(設備投資等)に期待!
一部変更もありますのでご注意ください。
ご参考までに
○スーパーL資金
(農業経営に必要な投資に幅広くご利用可能な資金です。認定農業者の方がご利用できる資金です)
【金利】 一般:0.10%
特例:0%(貸付実行日から5年後の応当日の前日まで)
○スーパーW資金
(認定農業者が設立した子会社が取り組む加工・販売等の事業を応援する資金です)
【金利】 0.10%
○青年等就農資金
(新たに農業経営を開始する方を応援する無利子の資金です)
【金利】 無利子
○経営体育成強化資金
(主に認定農業者以外の方がご利用できる資金です)
【金利】 0.10%
○農業改良資金
(多様な担い手の方が、農業経営改善に必要な投資を行う際にご利用できる無利子の資金です)
【金利】 無利子
○農林漁業セーフティネット資金
(災害を受けたときや、社会的・経済的環境の変化により、資金繰りに支障をきたしている場合等のための資金です)
【金利】 0.10%
○林業基盤整備資金
(人工植栽、天然林の改良、間伐材などの造林事業や、それに附帯した作業道、造林用機械などにご利用可能な資金です)
【金利】 0.10、0.25%
○漁業経営改善支援資金
(漁船や漁具、漁業用施設の取得等や長期運転資金にご利用可能な資金です)
【金利】 0.10、0.25%
○特定農産加工資金
(特定の農産物の加工業を営む方等が建物の建設や機械の取得をするときにご利用可能な資金です)
【金利】 0.16~0.34%
○食品流通改善資金(生製提携・生販提携)
(食品製造業者・食品販売業者等の方が農林漁業者等と連携して行う施設整備にご利用可能な資金です)
【金利】 0.16%、0.19%
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