2016/9/23(金)
本日は、社会人を対象に相続税・贈与税の資産税を中心に講義を実施!
ご参加された社会人の皆様、ありがとうございました!
①昨年施行された相続税・贈与税の改正ポイント!
②今からできる相続税の節税対策!
資産税のポイントなどを伝授。実践的な講義が、分かりやすいと好評。
事前準備の大切さも実感されたようです。
相続税
平成27年1月1日施行された相続税を中心に!
基礎控除額が引き下げにより相続税申告対象者が増加へ。
改正前 5,000万円+(1,000万円×法定相続人の数)
改正後 3,000万円+(600万円 ×法定相続人の数)
財産合計(土地・建物・お金・株式等)-債務等(借入金等)=正味の遺産額
正味の遺産額と基礎控除額との比較がポイント!
正味の遺産額が基礎控除額を超えない場合には、相続税はかかりません。
(例)妻と子2人が法定相続分どおりに相続した場合
改正前 8,000万円が基礎控除額
改正後 4,800万円が基礎控除額
正味の遺産額が基礎控除額を超える場合は、相続税の申告が必要となります。
検討事項
将来の相続税の支払いに備えてほしい特例等の検討。
①贈与(暦年課税、配偶者に居住用不動産贈与、子・孫に住宅資金や教育資金贈与)
②相続時精算課税制度(2,500万円、ただし相続財産に加算)
③配偶者相続税額軽減(法定相続分または1億6,000万円まで)
④小規模宅地の特例活用(減額割合80%等)
⑤生命保険金活用(非課税枠)など。
注意点
①遺産分割は2次相続を含めたトータルで
②名義財産の有無
③海外財産の有無など。
まとめ
まず財産を把握して、争族にならないよう円満に遺産分割。不動産が多い人は納税資金の準備を。そして不明な点は、税の専門家である税理士に相談。
今回、農業のお話はわずかになりました(笑)
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