2015/11/19(木)
本日は、言わずと知れたボージョレ・ヌーヴォー解禁日!この時期の風物詩、午前零時のイベントは定番となりました(笑)
我が国も海外に向けて「日本ワイン」を輸出拡大してイベント化、盛り上がりがほしいですね。国産は世界に誇れる最高品質!
本日はワインについてのまとめを!
先日、国税庁で「日本産酒類の振興等の取組について」公表がありました。
1.「日本ワイン」3年後から新表示に
国内では、国産ワインのほか輸入濃縮果汁や輸入ワインを原料としたものなど様々なワインが流通。消費者にとって海外原料使用ワインの違いがわかりにくいとの指摘。
そこで、
日本ワイン=国産ぶどうのみを原料とし、日本国内で製造された果実酒⇒ぶどう産地(収穫地)や品種等の表示が可能
国内における酒類消費が伸び悩んでいる中、ワインについては国内製造分も含め消費が拡大している成長産業とのこと。
詳しくは下記~お知らせ~では日本酒について講義に少し盛り込む予定!
さらに先月末の「酒類の地理的表示に関するガイドライン」によると、産地内で収穫されたぶどうを85%以上使用していることなど条件があります。
2.原料原産地表示
TPPで加工食品の原料原産地の表示が話題になっていますが、テレビで発言したように、消費者に情報開示の観点からどこまで義務づけるか論点ですね。ワインのように明確化されるのでしょうか?
3.ワインの関税
こちらもTPPでテレビ出演時に関税撤廃後のおトク度計算で取り上げました。
ボトルワイン:現在の関税率は、15%又は125円/Lのうちの低い方が適用。
TPP交渉により8年目に関税撤廃することに合意。
関税撤廃期間まで日本ワインがブランド化できるか勝負になりそうです!
~お知らせ~
①早稲田大学で農業ブランド化(地理的表示)講義します。
11月28日(土)15:00~16:30
聴講生募集が始まりました!←お申し込みはこちら(無料、人数制限あり)
②季刊書籍『自然栽培』12月発刊予定。
奇跡のリンゴ木村秋則氏が監修。インタビュー記事が掲載されます!
農業経営・税務・最新トピック 6ページ掲載予定!
~成長できる農業経営といったら~