2014/11/26(水)
本日は、皆さん良くご存知の道の駅。愛媛県の中山間地にありながら、年間70万人もの客を集めて話題の「内子フレッシュパークからり」について。
何が人を引き付けるのか、地元の農家がなぜやる気が旺盛なのかなどちょっと気になるその取り組みは?こちらの施設の社長が質問に答えている様子を記載しますので農業経営のヒントに。
施設の売りは何ですか。「直売所で売る物は100%町内産だ」町内の農家なら誰でも出荷できるのですか。「普通の農産物直売所は効率を上げるため、大規模な農家だけ取引している。からりは誰でも出荷できるようにしていて、年間販売額が50万以下の出荷者が53%を占める」出荷量や値段は誰がきめるのですか。「基本的に農家に任せている。売れた額の84%を農家が受け取る。1時間に1回、メールやファクスで販売状況を伝えるシステムがあり、農家が売れ行きを見て、値段や出荷量を判断する。1~2日置いて売れなかったら、店頭から下げて加工品にする」すべての商品に生産者の名前と連絡先がありますね。「それを書いておくことで、本当に気に入った客は、生産者に連絡をして来年の分を注文してくれる。『ご指名』客の注文はマージンがないので高く売れるし、なによりやりがいにつながる」 【出所】日本経済新聞 電子版(2014/11/25)より一部抜粋 |
農家の皆さんが自分の農産物をそれぞれ工夫して販売。責任の所在が明らかなので売れようと売れまいと全て自己責任。反面、伸びしろは無限大!お客さんの人気を掴めば次は、もっと良いものを提供し喜ばせようとかさらにやる気が出て、活性化につながりますね!