2014/8/27(水)
佐賀県鳥栖市の「種商」がイスラム教の戒律に沿って処理するハラール認証の取得を発表したようです。米卸、雑穀加工食品会社でハラール認証を受けるのは国内初とのことで今後このような取り組みに目を向ける企業などが増加すると思われますので掲載しておきます。
日本アジアハラール協会(千葉市)から12日、認証を受けた。工場は従来から豚肉やアルコールを使わず、トレーサビリティー(生産流通履歴)に取り組むなどハラール要件を満たしており、訪日外国人増加を好機と捉えて認証を取得した。国内のホテル、レストラン向けに9月からハラール商品の販売を始める。2020年の東京五輪に向けてイスラム教徒の来日がさらに増えると予想され、ハラール認証食材の需要も高まるとみられる。アジア向けなどの輸出拡大も見据える。同社常務は「コメの消費が落ち、価格も低下する中、ハラール認証で差別化を図りたい」と話す。 【出所】佐賀新聞LIVE(2014/8/26)より一部抜粋 |
今や、ハラールの講習会や研修会が各地で開催されています。ハラールは食品だけでなく、化粧品や医薬品の分野にも及んでいるとのことで関連の市場規模は益々、拡大していくでしょう。