減反が廃止されて2年目もコメを取り巻く環境は厳しく。
日本経済新聞(2018/12/8)より一部抜粋しておきます。
米価上昇もコメ離れ深刻
【出所】日本経済新聞
需要減
19年産の需要はコメ離れと人口減で前年より9万㌧減って726万㌧になると推計。最適な生産量は718万~726万㌧と見積もった。18年産米の予測収穫量(733万㌧)を下回る水準だ。
業務用米は不足
需給引き締まりから、コメの卸値は足元まで4年連続で上昇した。外食や中食の現場からは価格の安い業務用米が不足しているとの声が強い。
業務用米の需要は主食用米の3割を占め、今後も伸びが期待される。
まとめ
減反廃止はしたものの、理想に描いた図式とは程遠いようです。ブランド米がしのぎを削る中、安価な業務米不足、消費者のコメ離れと頭を抱える問題が山積です。
独り言
農家の所得向上に結びつかなければ理想論だけでは意味なし。農家の高齢化で田んぼだった所が見る見るうちにキャベツ畑に変貌を遂げているのを目の当たりにすると複雑。
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