12月に入りお酒を飲む機会も多い中、チーズの需要も増加!?
日本経済新聞(2018/12/1)より一部抜粋しておきます。
国産チーズの輸出量が過去最高ペース
【出所】日本経済新聞
アジア圏に人気
【出所】日本経済新聞
背景
所得増加を背景に乳製品の消費が伸びたほか、富裕層を中心にワイン愛好家が増えたこともチーズ需要を押し上げた。
プロセスチーズ
欧米では塩味の強いナチュラルチーズが好まれるが、輸出が伸びているのは日本で主に生産されるプロセスチーズ。
雪印メグミルク
16年から台湾や香港への輸出を本格化させた。アジアで出回っている日本産の価格は他国産のチーズに比べて2倍ほどだが「17年、18年の販売額は前年を数十%上回る勢い」としている。
北海道ブランド
インバウンドの増加に伴い、チーズの生産量が多い北海道のブランド力が海外で高まった影響もある。「北海道と名の付く商品はタイなどアジア圏でよく売れる」(生乳卸)という。
まとめ
上記の図よりチーズ輸出量は約800㌧に迫りますが、輸入量は約27万㌧とのことで格段の差。酪農家が高齢化で減少していくことを考えると先行き不安。環境の厳しさは加速、何とか歯止めをかけるべく若き酪農家担い手育成が急務。
独り言
以前、TPPの関税計算でテレビ出演時、チーズの種類の多さに困惑(笑)発効後、関税引き下げとなると輸入量はどうなってしまうのか?TPP11発効が迫ってくる(2018年12月30日)。
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