2014/7/25(金)
本日は、皆さんがよくご存知の米ぬかを使い、色や臭いがほとんどない純度95%以上のセラミドの工業生産が可能になったという話題です。
農業・食品産業技術総合研究機構(つくば市)の東北農業研究センターが発表したようです。
セラミドはアトピー性皮膚炎や重度の乾燥肌に効果が認められており、今後医薬品へ利用されるようです。皮膚に含まれるセラミドは、皮膚の保護や保湿機能を持つ成分。肌に塗ったり飲んだりすると保湿などの効果が期待できることから、化粧品や機能性食品の原料に使われている。ただ、現在、流通している多くのセラミドは純度が5~10%程度と低い上に、分離できない成分を原因とした色や臭いなどで、製品開発が難しい。研究は水処理装置などを手掛けるオルガノ、日本製粉と共同で実施。オルガノの持つ技術を応用して、高純度のセラミドの精製に成功した。セラミドを医薬用に応用する研究は始まったばかりで、農研機構では製品化は4、5年後になるとしている。
【出所】msn産経ニュース(2014/7/24)より一部抜粋
米ぬかは、以前より多種多様な活用方法があると聞いていましたが医薬用にとは画期的ですね。どのような開発製品が完成するのか期待しましょう!
公認会計士・税理士 佐藤宏章事務所