農業 動向調査

2014/7/10(木)

最強の台風8号が猛威を振るっておりますが。特に農業は自然が相手なので、収入源が断たれるおそれがあり国、または地方自治体は、スピードをもった対策を望みます。今年2月にブログで、記録的大雪による雪害でハウスが倒壊の記事を書きましたが、未だに復旧が遅れている所もあるようです。

いくらIT技術が発達したとはいえ、自然の力には勝てません。丹精込めて作り上げた農作物が一瞬にして。考えただけでも悲しくなりますね。私事ですが、幼少の頃に大雨で近くの川が氾濫し、家畜の子牛が流されてしまい泣いたことを今でも鮮明に覚えています。少しでも、被害が無いように祈るのみです。

さて、本日は一昨日発表された帝国データバンクの調査結果について話を進めて行きたいと思います。

調査結果
1. 2013年度に休廃業・解散した農業法人は173件。集計を開始した2006年度以降で2012年度に次いで過去2番目の高水準となった。
2. 業種別では東日本大震災以降、「米穀」「野菜・果樹」が大幅増
3. 代表年代別では「60代」が最多。代表の高齢化・後継者難が深刻化
4. 従業員数別では「5人以下」の小規模法人が8割を占める
【出所】帝国データバンク ホームページより一部抜粋

ご覧の通りですが、長年農業経営をされた方が、優れた農業技術を伝承せずに農業法人を休廃業・解散されるのは日本の農業の大きな損失。もっと事業承継や農業経営に詳しい専門家を利用するなど考えて若い世代に魅力ある農業を伝えていただきたいものです!