RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)が話題になっています。
一般社団法人日本RPA協会HPを参考に公認会計士 佐藤がまとめておきます。
背景
少子高齢化で労働人口の減少が進む日本。第四次産業革命(IoT、AI、ROBOT)。
利用
①人工知能(AI)②自然言語処理③アナリスティクス④クラウド⑤ワークフロー⑥書類・製品自動ハンドリング⑦ルールベース⑧言語・音声認識⑨画像・空間認識⑩IoTセンサー技術など。
事例 欧州自動車メーカー
RPAを経理業務に適用開始で作業時間を65~75%削減、エラー数を削減。
上長による確認・承認をRPAに移行で対外対応等のルール化、不正発覚の精度向上、内部監査業務の効率化。
その他
発注処理業務の効率化、コールセンターの質疑応答サポート、故障診断サポートなど。
日本におけるロボット市場
直近約9,000億円、2035年約10兆円とも。
効果
世界をリードできれば新たな産業と雇用を創出できる。
農業活用に期待
植物工場などロボット(ソフト)が定型的な作業を自動化。24時間365日稼働でき、何といっても人間によるエラーが削減。今農業は室内ではなく、屋外でのトラクターなどの実用化に向けていますが、天候や農地の状況が日々変化する作業(非定型的)をどこまで実現できるか。安全性の確保が課題。
まとめ
RPAは三菱UFJ銀行や日本生命など大企業を中心に導入が進んでいます。また社会問題になっている介護離職を防止、在宅勤務が可能。求人(採用)の手間・面接不要、退職・転職など煩わしさ削減、ロボが作業を代行。
独り言
農業だけでなく監査法人も人手不足が深刻。今や大手監査法人はシステムを共同開発で監査業務を効率化する時代。不正会計があるごとに監査業務増加もRPAで解消へ。
経理業務だけでなく農業もロボ導入が進んでいくのでしょう。定型的な作業はロボに代行。農業者は創造性のある業務にシフト。究極は自宅に居ながら農業ですが、ロボが動かなくなるリスクも考慮(長年培った農業の経験と勘は不滅)。
当事務所セミナー受講生から好評なのは、ロボにはできない創造性ある講義(テキスト)を実施しているから。受講生の皆さんにも脳作業で楽しんでいただき全員参加型(笑)
オリジナリティって本当に大事!
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