2018/2/13(火)
本日のタイトルで農林水産省から、先週末プレスリリースがありました。
公認会計士 佐藤がわかりやすくまとめておきます。
和食ブームと健康志向の高まり
2017年度輸出額が前年に比べ7.6%増加。5年連続で過去最高を更新。
主な増加品目(前年比較)
特にいちご約6割、牛肉約4割、緑茶約2割、コメ約2割増加。以下で詳しく!
農林水産物・食品輸出額8,073億円の内訳
農産物4,968億円(対前年比+8.1%)
林産物355億円(対前年比+32.3%)
水産物2,750億円(対前年比+4.2%)
農林水産物の輸出先国
1位香港 2位米国 3位中国 4位台湾 5位韓国
農産物の主な品目別の輸出額
菓子182億円(前年181億円)、日本酒187億円(156億円)、いちご18億円(11億円)、牛肉191億円(135億円)、緑茶143億円(115億円)、コメ32億円(27億円)でした。
今後の課題
大規模な農家だけでなく、輸出意欲のある小規模な生産者にも目を向けて所得向上への活発な取り組みを望みます。
国際認証としてのグローバルGAPやHACCP取得は進むのか。
2019年に輸出額1兆円目標。残り2年で2千億円達成できるのか。
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独り言
今般の野菜不足による価格高騰問題、未だ解決されず。
国内の消費者に安定供給できていないのに輸出に力を(笑)
先ずは、足元をガッチリ固めないと!国内農業強化第一!
いずれにしても農家所得向上につながればとセミナーで話したのを思い出す。
輸出している農家は為替変動の影響を考慮する時代となりました。
参考 収入保険制度(輸出戦略)
Q 農産物輸出した時の為替変動で売上が減少した場合どうなりますか?
A 為替変動による収入減少も補償の対象です。
追記 収入保険制度(2019年から実施予定)
以前、当ブログ記載済。農産物の価格低下などによる収入減少を補填する制度。
すべての農家が対象ではなく、青色申告が要件になります。
青色申告を始めたい方、今年3月15日迄に青色申告承認申請書を税務署提出する必要。来年の申告(2018年分)に青色申告が可能。当事務所は農家の将来を見据え完全対応!
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