2014/4/11(金)
宮崎県産の高級完熟マンゴー「太陽のタマゴ」の初競りが10日、宮崎市の中央卸売市場であり、4Lサイズ2個(約1キロ)が過去最高の30万円で競り落とされたそうです。
「太陽のタマゴ」は完熟して自然に落下したマンゴーを収穫したもので、糖度が15度以上、重さが350グラム以上などの基準をクリアした最高級ブランド。JA宮崎経済連によると、今年は2月中旬以降の天候がよく、品質、出荷ベースともに良好という。今年産の完熟マンゴーの生産量は昨年比約1割増の約1000トンの見込み。この日は東京、大阪など全国33市場でも競りが行われ、合計1583ケースが競りにかけられた。生産者代表として参加した宮崎県小林市の松田泰一さん(54)は「景気回復の実感はないが、今年の競りは活気があった。生産者として元気をもらいました」。最高値で落札されたマンゴーは空輸され、同日中に福岡市内の果物店に並ぶという。
【出所】毎日新聞(2014/4/10)より抜粋
ちなみに、昨年は5万円だったとのことでこれまでのご祝儀相場の過去最高は、20万円。今回は、大幅に上回り最高値がついたのは、景気回復の兆しの現れなのかどうか。何といっても生産者の方々の日頃のご苦労、努力が報われ良い評価を得られることが一番で、元気を発信してゆく源となるのでしょう。
公認会計士・税理士 佐藤宏章事務所