農業 TPP米抜きで発効へ

2017/4/21(金)

日米経済対話でペンス副大統領は、TPPは過去のものだと発言。貿易不均衡を2国間交渉で日本農業の市場開放、TPP以上の要求を求めているような感が。

TPP11か国での発効に向け議論が来月からスタートと。当ブログでもTPPに関して記載してきましたが再び復活なるか、今後の行方を公認会計士佐藤がまとめておきます。

TPP(環太平洋経済連携協定)枠組みの変更

米国を除いて再協議によりTPPを活かす。TPPが批准され発効されると参加国間で関税撤廃等の恩恵が受けられるとして韓国の他、台湾、フィリピン、タイ、インドネシア、ラオスなど参加を検討と以前報道が。

 

【出所】内閣官房HPより抜粋

 

米国抜きTPPは日本が主導、自由貿易を推進して行けるかがポイント。多くの時間を費やし合意までこぎ着けたTPPだけに簡単に漂流や消滅は、あり得ない!?復活の道も。

参考 2国間交渉VS多国間交渉

TPPのように多国間交渉のメリットは1国だけが利益を享受ではなく参加国の調和が求められる点、デメリットはRCEPのように16か国の利害調整に時間を要する点。

一方2国間交渉は、交渉内容をストレートでやり取りできるメリットあるも産業が成長していない分野は衰退に追い込まれる可能性があるので厳しい内容に。

 

独り言

日米経済対話から日米FTAに移行された場合や日EU・EPA交渉も日本農業の市場開放をTPP以上の要求となれば国内農業成長は苦境に。またRCEP(東アジア地域包括的経済連携)だと国有企業の規律や知的財産分野など質の高さはTPPに及ばず。

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