農業 改革の内幕を明かす

2017/4/13(木)

 

規制改革推進会議議長代理の金丸恭文氏の文藝春秋最新号のブログタイトル話題。

内閣府規制改革推進会議の農業ワーキンググループ座長。

 

今回の農業改革の一連の内幕を記載。金丸氏の幼少期の農業環境が、自分の故郷と相通ずるところがあるように感じました。以下文藝春秋より一部抜粋しまとめておきます。

全農 共同購買改革

これまで多くの農家は必要な農薬や肥料、農業機械などを全農から購入してきました。これは全農がまとめて購入することで価格が安く抑えられるという通説が長年信じられてきたからです。しかし私たちがヒアリングすると、その実態はあやしいもので、実際はスケールメリットを生かした価格交渉は不十分で、真の意味での共同購買はやっていなかったことが浮かび上がってきました。

 

ある全農幹部は、言い訳のように「やりたくてもできなかった」と漏らしましたが、それが実態だったのです。

ホームセンターの顧客志向

全農の共同購買が実質的に機能していないからこそ、コメリやカインズといったホームセンターが業績を伸ばしてきたといえます。土日に働く兼業農家が多いのに、JAは土日休み。一方のホームセンターは豊富な品揃えで営業している。しかもホームセンターにとっては農家は「お客様」です。

まとめ

なぜ、今頃!?と言いたくなることが多過ぎませんか。農業の発展を阻んでいる要素が次々に浮かび上がってくるようです。あくまでも農業者ファースト、農協はサポート役に徹するべきで保身はもっての外。農業競争力強化プログラムで真の成長へ!

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