農業 コメの補助金改革へ

2017/1/16(月)

 

18年におコメの減反政策廃止に伴い周囲が騒がしくなってきました。

 

現行のコメ補助金でとくに弊害が大きいのが飼料米制度。コメをふつうに作るだけで標準的な補助金を出すという甘いルールが原因。規模が小さく、ほとんどが高齢の兼業農家でも広く補助金を受け取れる。

 

日本の農家の約7割は兼業で、その多くがコメを作っている。

 

主食のコメを対象に10アール当たり7500円支給している補助金も17年度に廃止。

 

コメ農家の大半は耕作面積が1~2ヘクタールと小さく平均年齢70歳に達している。

【出所】日本経済新聞(2017/1/15)より一部抜粋

 

大規模に主食用のおコメを作っている専業農家でもやって行けず、飼料用米にシフトしているのが現状。背景には補助金の支給によるものでした。

 

セミナーでも事例を用いて話していますが、補助金も大事ですが、農業経営の視点で考えてほしい。また補助金の支給も専業農家で次世代農業経営者を中心に。

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