農業 米沢牛ブランド死守

2016/7/26(火)

 

環太平洋経済連携協定(TPP)の発効が不透明な中、米沢牛のブランドが話題に!松阪牛と同様ブランドの米沢牛、需要が高まっているようです。

 

―米沢牛とはそもそもどういう牛?

米沢牛銘柄推進協議会によると、置賜地方の3市5町で飼育された黒毛和種のうち、生後32カ月以上で未経産の雌牛が条件だ。さらに格付け3等級以上が必要になる。

 

ー米沢市では「地域内生産一貫体制」を目指しているね。肉用牛の生産農家は、子牛を増やす繁殖農家と、競りで買った子牛を育てる肥育農家に分かれる。それぞれが別の思惑で動くのではなく、両方が連携しようという取り組みだ。

 

ーTPP合意で安い輸入牛肉がたくさん入ってくるのでは?現在38.5%の牛肉の関税が16年目に9%まで下がる。「安い輸入肉に引っ張られ、牛肉全体の価格が下がる」という見方もある一方で、「ブランド牛肉にはほとんど影響はないのでは」という声も多いね。輸出に意欲を燃やす若手生産者もいるよ。

 

米沢市長は「他のブランド牛と比べて米沢牛の出荷頭数は少ないので、TPPの影響は限定的だろう」「今後は飼養頭数と繁殖農家をともに増やしていく。意欲ある若手生産者を増やしていきたい」いい作り手がいないと、ブランドが成り立たない。

【出所】朝日新聞デジタル(2016/7/25)より一部抜粋

 

昨日ブログに記載しましたが、TPPで農業に与える影響試算額を机上計算ではなく、TPPに打ち勝つ攻めの農林水産業をもっと他の自治体も知恵を絞り最終的には農家の所得向上につなげてほしいですね。

 

いかに次世代に営農意欲を湧かせるかが重要!

 

余談ですが、テレビ出演時はよくTPP牛肉関税の影響をコメントしましたが、差別化をして、消費者が日本農業を支えて行ければ。

 

安全・安心なものは、優れ物として選択肢が増える、消費者にとってはメリットが。

 

米沢牛はブランドが確立されているので、上記のように海外のマーケットを視野に!

 


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