農業 TPP生産現場の声

2015/7/23(木)

TPP交渉も来週末、閣僚会合での大筋合意へ。交渉内容と適用時期も気になるところです。さて本日は(7/21)ブログの続編として、現場の声を中心に。

 

2014年産米の価格暴落でわずかな下落幅にとどまり、「勝ち組」とされた山形県産つや姫。つや姫研究会長は「TPPは農家の選別をより加速させるだろう」と言い切る。「『魚沼のコシヒカリ』を超える『寒河江のつや姫』のブランド構築を急がないと」と危機感を募らせる。秋田県大潟村では新規需要米や加工米への販路拡大に将来を託す。生産者協会社長はコメのピューレを開発し、パン業界などへの売り込みに躍起だ。TPPを「むしろコメ農業改革の原動力にすればいい」が持論。「肥料や農薬などの価格を国際基準並みにし、生産コストの引き下げにつなげるべきだ。このままでは何も変わらない」と憤りをあらわにする。

【出所】河北新報ONLINE NEWS(2015/7/22)より一部抜粋

 

おコメの消費が伸び悩んでいる中、各都道府県で新品種開発も大事だが、消費量を増進させるような仕組みを自治体等工夫を望みたい。

上記の秋田県の社長も言っていますが、おコメの商品化や生産コストの引き下げ等、TPPで農業崩壊となる前に農家自身でさらなるカイゼンの余地が大。

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