農業 TPP協議決着せず

2015/7/13(月)

先週末は、東京でTPPの日米協議が事務レベルで開催され話題に。アメリカから、おコメの輸入枠17万5千トンの要求に対し、日本は。

 

日本はコメに課している高関税を引き下げない代わり米国に対し無関税の輸入枠を設ける方向だ。米国の年17万5千トンの要求に対し、日本は年5万トン程度が限界とし、ぶつかっていた。政府は価格が下落しないために生産調整をしているほか、主食用米から飼料用米に転換する農家に補助金を出す取り組みを強化するなど、需給調整に苦慮している。このため、輸入枠が増えれば米価が一段と下落し農家に打撃を与えかねないと警戒する声も多い。

【出所】日本経済新聞(2015/7/11)より一部抜粋

 

本来は、おコメの輸入枠を考える前に、農家の所得向上の政策が先決。上記にあるように、米価の下落で農家の所得は?昨年の米価下落、また消費も低迷、さらに外国から輸入枠の拡大。

皆さんは日本の聖域とされるおコメをどのようにお考えですか?

これまで補助金等の保護政策ではなく、なぜ農家の労働意欲を高める(所得向上)自立した経営者を育成できなかったのか疑問に思います。