RCEP閣僚会合inマニラ
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RCEP閣僚会合inマニラ

2017/9/12(火)

 

先日、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)がフィリピン・マニラで開催。

目指すは、年内までに重要成果の達成。

公認会計士 佐藤がわかりやすくまとめておきます。

共同声明

今年末まで合意に向け最大限努力するとの共同声明。

日欧EPA大枠合意で交渉加速か焦点でしたが具体的合意分野はなかったようです。

【出所】経済産業省HPより抜粋

保護主義VS自由貿易

当ブログ記載済のように中国やインドなどは国内産業保護の観点から関税撤廃などには消極的、相手の出方を伺う形で閣僚会合が閉幕した感が。

多国間交渉

TPPのように多国間交渉のメリットは1国だけが利益を享受ではなく参加国の調和が求められる点、デメリットはRCEPのように16カ国の利害調整に時間を要する点。

2国間交渉

一方2国間交渉は、交渉内容をストレートにやり取りできるメリットあるも産業が成長していない分野は衰退に追い込まれる可能性があるので厳しい内容に。今後の日米経済対話はどうなるか。

一帯一路

中国はRCEPの多国間交渉の重要性認識も「一帯一路」構想の重きを置いているのでは。なぜか?それは中国主導で巨大な経済圏を確立できるから(陸路だけでなく海路も含め貿易促進)。

まとめ

RCEPだけでなく、TPPから米国離脱でTPP11今後の動向にも注目。

 

独り言

かつてのTPP交渉合意内容の質の高さを改めて認識。関税率だけでなく知的財産保護含め。当ブログ記載済のイチゴ品種韓国に流出、5年間で220億円損失は痛い教訓。

 

育成者権だけでなく商標権を組み合わせて日本ブランド保護強化のため、RCEP交渉は妥協せず進めたいところ。

 

また日欧EPA大枠合意で地理的表示保護制度(GI)も注目され、登録件数も増加中。

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2017/6/26  日欧EPA交渉と知的財産GI

参考 日米経済対話

来月開催予定。米国の農業団体はTPP離脱で関税撤廃や削減による利益は享受できず。TPP以上の自由化を求めて交渉へ期待の声が高まっているようです。最近は米国産牛肉にセーフガード発動で関税率高(38.5%から50%引上げ)で摩擦が生じています。こちらも動向に注目。

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