日欧EPA交渉と酪農考
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日欧EPA交渉と酪農考

2017/6/29(木)

 

連日のように話題になっていますが、果たしてどこまで進展しているのかまさに不透明。チーズなど乳製品が苦戦を強いられているとも。

 

国内の酪農家の視点でまとめておきましょう。

日欧EPA交渉の論点

 

【出所】毎日新聞

 

GDP以外に、日本とEUあわせて人口約6億人、貿易額約3割を占める巨大な貿易協定。

日本の酪農家の現状(酪農家戸数)

農業全体に言えますが、酪農家戸数は高齢化や後継者不足等で減少。

 

平成8年から平成28年の20年間で

北海道11,400戸が6,490戸と43%減。都府県30,200戸が10,500戸と65%減

 

何を言いたいかというと、TPPとか日EU・EPAに関係なく酪農家戸数の減少が影響しているということです。

バター及び脱脂粉乳の輸入増加

平成29年度のバター輸入枠13,000トン。バター不足はEU輸入増で解消か。

 

平成29年度の脱脂粉乳輸入枠は、当初13,000トンに21,000トンを上乗せした34,000トン。脱脂粉乳を利用したヨーグルト生産量増加と農水省は先月プレスリリース。

 

今回EUとの交渉でもチーズ以外にバター・脱脂粉乳の輸入枠が設定される予定。今頃こんな議論されているのか。上記記載したように、なぜ担い手育成できなかったのか。

まとめ

次世代の農業経営者を指導している当事務所のように、今こそ真剣に農業経営を考えてほしいものです。

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独り言

ブログに以前記載したように田舎の実家もかつて酪農家。今は公認会計士として経営などアドバイスを行う立場、農業の大切さは現場を通じて身に染みています。

 

ブログに記載してきたように、国内農業強化どこまで真剣に考えているのか。おコメ以外すべて輸入品に頼る事態になってからでは手遅れ、当たり前ですが(笑)

 

机上の議論ばかりを振り回す人の多さに呆れます(我らの士業含めて)。

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