木徳神糧と全農の提携

2017/10/31(火)

 

立て続けに大型台風襲撃の10月も本日で終わり、ブログのタイトルが話題に!

収穫の秋、おコメの記事で締め、背景はおコメを取巻く環境変化にあります。

公認会計士 佐藤が木徳神糧HPを基にまとめておきます。

JA全農と業務提携

米穀事業における米穀の集荷・販売・加工等に関し、全農(全国農業協同組合連合会)と業務提携。

 

【出所】日本経済新聞

国産米を取巻く環境変化

ライフスタイルや食生活の多様化が背景に

人口減少・少子高齢化の進行による主食米の消費減少

一方で中食や外食の需要拡大

食品の安全・安心に対する高まりなど

業務提携の理由

全農との間で水田営農の持続的発展と国産米の需要拡大及び輸出強化

ごはん食を通じた食生活の維持・向上の実現

日本農業の持続的発展に向けて

互いの経営資源を有効活用して事業の発展及び企業価値の向上に資する体制構築、実需者への精米販売に連携して取組み、消費者ニーズに応える作付推進を協力。

まとめ

これまで当ブログに記載済、農業競争力強化支援法を土台に流通改革が更に進むことに期待。立派な改革を掲げるも、中間業者よりも肝心要の農家所得向上につながらなければ、明るい未来は望めないのでは。

 

やはり40年以上続いた米の生産調整の見直しも影響しているのでしょう。

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独り言

全農はあらゆる形で提携が増えてきました。外食との結びつき強化及び海外での流通ルート確保も大事。いずれにしても農協改革の一環で主食米の直売方針があるから。窮地に立たされる前に早期に動かなければ!?

参考 木徳神糧の経営理念

コメビジネスを軸に世界中の消費者にコメとコメ関連食品の素晴らしさを発信し、健康で楽しいライフスタイルの実現をサポートすること。

 

成長戦略として「国内における生産者に近づく体制作り」と「海外における日本米市場の創造と開拓」を掲げています。

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