農業 日EU・EPA加速へ
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農業 日EU・EPA加速へ

2016/12/16(金)

 

TPPが国会で先週承認されたとはいえ発効の目途が立たないのに対し、日欧EPAは自由貿易の水準が高い最後の砦ともいわれ合意の可能性が高まってきました。

 

フランスチーズやワイン、ベルギーチョコレート、イタリアパスタ、デンマーク豚肉等、食品の関税撤廃で消費者は安く購入できる可能性が。ヨーロッパには皆さんご存知のように、食品に限らず言わずと知れたブランド品も多数。

 

しかし我が国農産物の関税撤廃や削減などTPP以上の内容が要求されているのも事実。

 

農水省の資料を参考にTPPの内容を簡潔に振り返っておきます!

TPP大筋合意内容とEU交渉のポイント

チーズ

ブルーチーズの関税29.8%は11年目までに50%削減。

 

主に原材料として使われるチェダー、ゴーダ等の熟成チーズやクリームチーズ等の関税29.8%は段階的に16年目に撤廃。

 

TPPでは、日本人の嗜好に合うモッツァレラ、カマンベール等の関税29.8%、プロセスチーズの関税40%は維持ですが、EUとの交渉ではここがポイント。もし、関税撤廃や削減されると国産チーズに対する急激な需要減少になる恐れが。

ワイン

ボトルワイン関税15%又は125円/Lのうち低い方が適用。8年目に関税撤廃。

以下参考のようにフランスワインと日本ワインが競合になる懸念。

チョコレート

チョコレート菓子TPP枠内、関税10%が0%(即時)。

EU交渉では、どうなるのか?

パスタ

スパゲティ関税30円/㎏が、9年目に12円/㎏。

EU交渉では更なる削減要求!?

豚肉

高価格品は関税4.3%が10年目に0%。低価格品は関税482円/㎏が10年目で50円。

以下参考に。EUとの交渉はTPPと同様になるのか?

参考 TPP農業交渉結果

農林水産品で2594品目のうち2135品目で関税撤廃、関税撤廃率は約82%。

うち農産物重要5項目では594品目のうち170品目で関税撤廃、関税撤廃率は約29%。

参考 農産物輸入統計(昨年農水省データより)

TPPでも豚肉関税の取り扱いが問題になっていましたが、豚肉輸入相手国はアメリカ・カナダ・デンマークの順。今回の交渉次第ではデンマーク輸入増の可能性も。

 

アルコール飲料はフランスが第1位の輸入相手国。ブログ記載済のボージョレ参照に。

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